2008年02月08日

Hunting Whales/THE CHECKS

Hunting Whales
Hunting Whales
THE CHECKS


「今日はこのザ・チェックスの『ハンティング・ウェイルズ』なんだけど、なんか注目されてるらしいんだ。 俺が聴くかぎりではそんなに新鮮でも斬新でもないと思うんだけど。でも世の中すでにいろんな音が出きっているわけだから、そんな一言で古いとも言い切れないとは思うんだけど。」
「ガリバーって何でも4つくらいのカテゴリーに割り振ってかたづけるよね」

「なにその4つのカテゴリーって!」
「いやわかんないけど、大雑把にカテゴリーに分け振ってジャッジしてさ、そのくせ誰か自分の信頼しているひとが『これいいよ』とか言ったら、突然イイ、イイ!とか言い出すよね」

「…でも、これだけロックの歴史がつづいてくるとどんな音楽だってどこかしらのカテゴリーにはまるんもんなんじゃないの? だからどのバンドもいろんなジャンルの音の要素を組み合わせたり、なんらかの工夫をこらしたりしているわけだけどもさ、でもこのバンドはそういうんじゃなくてストレートにやっているんだよね、それがどうにも違和感でさ。いろいろ記事とか読むと、その中にフレッシュさがあるみたいなことが…」
「わかった!! つまりガリバーはこのバンドが理解できないって言いたいわけ? 無理してカテゴライズすると古いって言いたいわけでしょ」

「ひとことで言うとね リボン
「話がなげぇよ。あいかわらず フリーダイヤル



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「で、このみんながこのバンドに感じている魅力らしきものの正体は何なの? 俺は知りたいわけよ」
「それは若者のナイーブさだと思うね。というかナイーブさを隠している部分だね。その隠している雰囲気が魅力的に聴こえるんじゃないかな」

「あ〜。あの、年をとってくるとさ、あんまりそういう意識もなくなってくるじゃない」
「うん」

「例えばさ」
「もろナイーブまるだしとかね」

「とかさ。変な例え話かもしれないけどトム・ウェイツはそれが思いきりだせるわけじゃない」
「うん」

「まあ、ニュー・オーダーでも、ローリング・ストーンズでもいいんだけど。このザ・チェックスはそのナイーブさを隠しているところがあるってことか」
「隠すための音をつくろうとしているところが魅力なんじゃないかな〜。個人的には、実際これを聴いたらたぶんあんまり好みじゃないような気がするけど、どこが魅力って聞かれたらそんなところのような気がする」



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「このバンドのビデオ見たりとか音を聴いたりして思ったんだけど、よくこの現代においてみんなで団結してこの音楽やれたなって。メンバーの中でもっとこっちの路線行こうよとかさ、そういう話でなかったの?」
「ガリバーはどうしてこのバンドにかぎってそう思うんだろ? どのバンドだってそうなんじゃないの? じゃなかったら解散でしょ」

「ああ…。やっぱり若々しさを感じたからかな。メンバーに」
「みんなひとつの方向に向かって行くわけがないと思ったんだ?」

「もっと自我みたいなのを持ってたりしてもめたりとかさ、、」
「(なぜかひそひそ声で)だから、ナイーブだからなんだよ…。みんなでひとつのことやらないと恐いんだよ…。自信もったらバラバラになると思うよ」

「まあ、たしかにそれが多くのバンドの解散する原因なのかもしれないけどさ」


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「今のままの話だとみんなに誤解を与えそうだから確認するけど、彼らが仮にナイーブだとしても、音楽はナイーブなわけではないってことだよね? Rが言っているのは。」
「うん。隠すわけだから真逆と言ってもいいかもね」

「それは、Rの占いではどんな音楽に感じるのかな?」
「やっぱりエゴを感じさせる音だと思う。ナイーブさを隠すってことはさ、つまり自分の感情を隠しているわけだからさ、それはやっぱり自意識が強い音になると思うんだよね」

「ふーん。自意識の強い音か」
「そしてやっぱりプライドの高い音だと思う」



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「でも自意識が強くてプライドの高い音っていうのはロックにおいてはいいことだよね」
「いいことだよね。でも、このひとたちは、あのー、ナイーブさが強すぎるんだと思う。ちょっと変な例えだけど聞いて。今の地点が0だとして、ナイーブさでマイナス2まで行ってたとするじゃない」

「ふん」
「で、そこからナイーブさを覆い隠すための方向に4進んだとしたらプラス2じゃない」

「うん」
「でもナイーブさがマイナス1のひとがさ、4個進んだらさ3まで行けるわけじゃない。プラス3まで」

「うん」
「ていう音のベクトルの強さが弱いわけ、このナイーブさの度合いが大きいことによって」

「ふーん」
「べつにそのナイーブさを隠さなければ、その変な無理した方向に行かなければいいんだけど、このひとたちはその無理した方へ行くから音が弱い感じするわけ。でもそれがなぜか今は魅力的でもあるっていう変な感じなんだと思う」

「その微妙さが受けている要因でもあるってわけか」
「たぶんなんか変な感じがするんだと思う。そのバランスの悪さというかが」



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「俺、このバンドの音楽を聴いてなんかストレス感じてさ、もっと新鮮な音が聴きたいなと思ってあれこれ他のバンド聴いたんだよね」
「うん」

「でもどれもたいして新しいと思えなくてさ」
「うん」

「むしろこのザ・チェックスのほうが新鮮な気がしないでもない、とは、たしかにちらっと思ったりしたんだよね。ただそれは気のせいかもしれないとも思ってたけど。」
「ベクトルの方向が間違ってるんじゃないかな。ちがう方向に向けたほうが売れるかもしれないよね」

「いやもう売れて来てるみたいだよ」
「いや、そんなハンパな売れ方よりマイナスの方へ突っ走ればいいよ! マイナス2にマイナス4を足したらマイナス6まで行けるから」

「なるほどな」
「そしたら0の地点から見たら、遠いところに行ってる音でしょ」

「うん」
「それはパンチがある音として聴こえるんじゃないかと思うな」

「今この話してたらなんかヴァインズのことを思い出しちゃってさ。ナイーブなフロントマンがいるわけだけども、実際あのバンドにナイーブさを感じないところがあのバンドの魅力だったのかもしれないなと思ったよ」






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ひさしぶりの占いだった。
この前が2007年の9月だから、4ヶ月ぶりである。
俺は永江朗さんの『話を聴く技術!』という本を読んでまたRに質問をしたくなった。
ひとの話を聞くという醍醐味を思い出したのである。
もちろん黒柳徹子氏や、小松成美氏のインタビュアーとしての技術を
俺と比べるなんて恐れ多いことをしたわけではなくて、
話を聞く巨匠達の姿勢に憧れたのだ。
世の中のエンターテイメント8割は
ひとの話を聞く達人たちが成し遂げているのではとさえ思った。

で、ひさしぶりの音楽JK占いは3度もやり直し、
うち2回は俺が逆ギレしてRになだめられました。

結局この4ヶ月で何も成長がなかったわけですが、
ふたたびみなさまとネット上でお会いすることができて
なんだか楽しい気分です。
よろしければお気軽にコメントなどもしていただけると最高です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。




一票押していただけるとはげみになります。どうもありがとうございます。プレゼントbanner_02.gif

posted by ガリバー at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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