2007年01月11日

Hats Off to the Buskers/THE VIEW


「じゃあ今回はこのThe Viewっていうバンドのアルバムなの。知ってる?」
「ああ、最近ガリバーがヴューヴュー言ってるからね」

「そう。みんな1曲聴いたらグッとひかれるものがあるらしいよ。俺もグッときた」
「へ〜」

「まず、その魅力の正体が何なのかっていうのを、このJKから占ってほしいんですけどね」
「うん。あの、…もう言っていいの?」

「どうぞ」
「みんなにワクワク楽しいことを提供しているバンドだと思うよ」

「ワクワク楽しいことを提供してる?」
「うん」

「その“ワクワク”っていうのはさ、新しい感覚としてのワクワクなの?」
「うん。そう」

「伝統的なワクワク感っていうのもあるわけじゃない」
「アハハハハ! 伝統的なワクワク感ってどういう意味? 例えば?」

「例えば…今までたくさんのいろんなロック・バンドがこの世に登場してきたわけだけどさ」
「うん」

「ロックの歴史の流れをくみつつ…、なんていうのかなあ…」
「ああ、カサビアンみたいかどうかってこと?」

「ま、そうだね。オアシスだって伝統的なワクワク感でしょ?」
「ううん、The Viewはそういうのじゃないの。もっと勝手なワクワク感なの」

「もっと勝手なワクワク感?」
「もっと宇宙的なワクワク感なの」

「ふーん」
「例えば、ガリバーが仕事を終えて家に帰るまでの普段通っている歩道でさ、いきなりシチュー作って売ってるひとがいたらビックリするでしょ? 屋台で」

「…う〜ん。衛生上どうなのかなって俺は思うけど」
「まあ、ガリバーはそう思うかもしれないけどさ。そのシチューすごくおいしそうな香りがしてるところを想像してみなよ。腹ぺこなところにそんなシチューの屋台がいきなり現れたらワクワクするでしょ?」

「いつものなんにもない家までの帰り道に?」
「そうそう」

「たしかに普通はワクワクするだろうとは思うね。そういうことなんだ?」
「そう」


ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「そういうワクワク感が出せるのはこのバンドになにか特別な要素があるからなのかな?」
「うん。小さいときから創作性を伸ばされてきたからだと思う」

「へー」
「たぶん、これはこういう見方をしなさいとか、そういうふうに育てられなかったんだと思う」

「あ、そう。なんか特別な教育でも受けたのかな。ほらRがよく言ってる」
「え、スパイ?」

「スパイじゃなくて。ドイツのさ」
「あ、シュタイナー」

「うん」
「いや。そうでもないと思うけど。ま、お母さんが独創的な感じのひとだったりとかそういう感じなのかもよ」

「なるほどな」
「きっとこのひとたちは音楽だけじゃなくて、生活のあらゆる面にアートを見いだしているひとたちだと思うな」

「ほお」
「きっとおうちも素敵だと思う」

「そうか」



ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「このひとたちがやりたかったことは今回このアルバムで100%できてますか?」
「うん。このひとたちはいつも100%満足できるようにやってると思うよ」

「ほんと? ふーん」
「今までよりもちょっぴり大人ぽくなった。今までは全部出し切る以上に出し切らないと気がすまなかったけど、それをちょっと抑制することを覚えたみたい」

「今までっていっても、これデビュー・アルバムだよ」
「え?」

「ああ。“今まで”って、アルバムを作るまでにやってきたライヴとかのこと? このアルバムを作ることで、いままでよりプロっぽく表現ができるようになったってことか?」
「まあ、よくわかんないけどそうかも。いままでCD作ってないなら」

「これデビューアルバムなんですよ」
「ふーん。けっこういいね」

「プロデユーサーはすっごいビッグなひと」
「知ってる!」

「Rが知ってるわけないじゃん」
「ガリバーが言うプロデューサーの名前なんてトーレ・ヨハンセンに決まってるじゃん!」

「…なに二ヤニヤ笑ってんの?」
「当たってるからきっと」

「当たってないよ! すごいはずれてる。プロデューサーはオーウェン・モリスっていうひと。オアシスとか、ヴァーヴ、ニュー・オーダーとかプロデュースしたひとだよ」
「知らないよ!」

「で、質問なんだけど。そのプロデューサーはこのアルバムにどのような影響を与えていますか?」
「あの〜、このひとたち(THE VIEW)のほうがそのプロデューサーよりも、あの〜…才能っていうか魅力放ってたと思うよ」

「バンドのほうが魅力的?」
「そう。ただそのプロデューサーのほうがすごくいろいろな経験をしているわけだから、このひとたちを、なんていうか、うまくまとめて抑制させてあげることができたのはもちろんだと思うけど」

「うん」
「それより、このプロデューサーこそこのバンドのプロデュースができてラッキーだと思ってると思う。心底」

「ふーん。それは当たってるかもな。実際アルバムの広告でこのプロデューサーが“オアシスの1st以来の最高傑作”とか言っているのを読んだし」
「すごいやりがいあったと思うな」

「ふーん、そうなんだ」


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「このアルバムの未完成な部分、未熟な点というのはないのかな?」
「それはべつにどうでもいいと思う。未熟でも未完成でも」

「ふん」
「そういうのも含めていいんだと思うな」

「未熟な部分、未完成な部分があったとしてもすべて含めて魅力だと?」
「うん。あのね、すごくセンスいいんだよね」

「あ、そう」
「とても独特なセンスを持ってる」

「そういうことがやれるメンバーが集まったっていうのはさ、なにかあるわけ? 前世的にとかさ」
「知らないよ、そんなこと。それよりそのセンスの良さにはみんな度肝ぬかれてくやしい思いしてると思う。他のミュージシャンたちは」

「そうなんだ?」
「えっ!? こんなことあり? みたいなことをこのひとたちは全然普通の気分でやっちゃってると思う」

「ふーん」
「で、それは誰でもやろうと思えば出来たはずのすっごい簡単なことなのに今まで誰もやってなくって、それをこのひたちは定番のようにそんなことやってしまって、みんな悔しいと思う。で、みんなたぶん真似すると思うな」

「あ、そう。でも真似してもこのひとたちみたいにはならないんでしょ?」
「うん。そう。センスがちがうからね」

「やっぱりセンスというものが重要なんだね」
「そう。だからみんな真似するべきじゃないの。みんなそれぞれの独創性を追求するべきだと思う」

「フォルムは真似出来ても、センスは真似出来ないということだね。このひとたちにはそのセンスが備わっていると」
「そう」

「楽しみだな〜アルバム出るの」
「まだ出てないの?」

「うん。でもさ、俺が買ってRに聴かせてもRは、こんなに占いで褒めていながら気に入らなかったりするんだよね」
「そうそう。実際聴いたらすごい嫌いだったりすんのね。不思議だな」

「JK占いに対してはRという人格は、」
「関係ないみたい」

「じゃ、次回、新春特別企画としてRのJK占いのやり方というものを今一度じっくり検証していきたいなと思ってるの」
「えー! 目

「でも、誰もそんなの読みたくないか」
「… フリーダイヤル




雷THE VIEW公式サイト
雷THE VIEW日本版公式サイト
雷THE VIEWのMy Space
雷久保憲司さんのロック千夜一夜「ヴューに受け継がれたUKロック特有の詞世界」
ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)

次々とフレッシュな新人バンドがあらわれる。
それは80年代、90年代、
そして2000年に入っても
変わることのない現象だ。
しかし、デビューした瞬間は衝撃的でも、
2nd、3rdと出すうちに魅力はうすれて消える。
フレッシュなバンドが登場する数と同じくらいに
忘れられるバンドも星の数ほどあるのだ。
誰もが認める人間になるために
みんな生まれてくるわけではないが
俺ははっきり言ってマニアックなバンドよりも、
大衆に強くアピールに出る個性を見たい。
一瞬のすい星スパークに目を奪われてみたいのだ。

THE VIEWは俺の期待に応えてくれるのだろうか?


みなさん、今夜も読んでくれてどうもありがとう 揺れるハート  もし気が向いたら押してね 雪banner_02.gif
ラベル:The View
posted by ガリバー at 20:11| Comment(2) | TrackBack(1) | 占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Rさん、ガリバーさん、遅くなりましたが 新年明けましておめでとうございます…。
今回のTHE VIEWのCDジャケットを、一目見て(おぉ…! これは……!)と思いました。
何か感覚的で申し訳ないのですが、このジャケット一目見て、(何か良い…!)と感じました。
Rさんの宇宙的なワクワク感もそうなのですが、何か……こう凄い………と言うか何と言うか…。
小さい子供のワクワク感…に近い…??感じを受けました。
文章を創るのが下手で、上手く伝えられないのですが…… 汗。
今度、CDショップで見かけたら購入しようと思います。
Posted by kohno at 2007年01月13日 00:41
kohnoさん、あけましておめでとうございます。
kohnoさんのおっしゃりたいこと、とてもよくわかりました。
>小さい子供のワクワク感…に近い…?
まさにRもぼくも同じような感じを受けたので。
思いもよらない自由さというか…。すみません、ぼくたちもうまくこの感じを表現することができなくて、、、。
音もkohnoさんの求めているものに近いと良いですね!

それでは、今年もどうぞヨロシクお願いいたします★

(じつは、このJKが日本版のJKかどうかはよくわからないのです。宣伝では、犬の写真のついた広告がのっているので…。HPではこのJKが載っていたので、これで占いをしました。)
Posted by ガリバー&R at 2007年01月13日 22:44
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歳を取るとはこういうことか
Excerpt: ・hats off to the buskers / the view 2007年期待の星が放つデビュー・アルバム! その音楽性は、オアシス・ミーツ・リバティーンズと評されているぜ!! ..
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Tracked: 2007-02-01 14:10
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