2010年06月17日

Sea of Cowards /The Dead Weather



「lemonedさんリクエストありがとうございました。えーと、ではザ・デッド・ウェザーズの、えー、最新作なんですけれども」

「ウェザーズじゃなくて、ウェザーでしょ」


「…。えーと、これは2枚目なんですけれども1枚目と何かすごく大きな変化なんかあるだろうか? 
これ、1枚目ね(とRに昔のrockin,onにJKが載っているページを見せる)」

「この2枚目のアルバムの写真がちっちゃすぎて何が何だか全然わけわかんないよね。rockin,onの写真ももうちょっとでっかくしてくれないと困るよ!」


「ええ、ボクらはRはrockin,onのディスクレビューの写真(文字はティッシュで隠す)を見ながら占ってるんですけれどもね、、。」

「ああ!あのね、えーと、1枚目よりも2枚目のほうが、なんとかホワイトさんて人のカラーに近づいてってるような気がします」


「他のメンバーの色と混ざりあった1枚目と比べると、もうジャック・ホワイトさんのけっこう独断場になってると?!」

「そこまでは言ってないけど、なんとなくその色が強くなってきている気がします」


「うーん、じゃあバンドとしての色は1枚目のほうがあったということか」

「まあ、そうなのかな」




ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)



「音楽的にはどうなの? 単純にさ、ポップになったとかハードになったとか、そういうとこらへんは??」

「なんか、…やばいとこに入っていってるような気がする」


「やばいところ?」

「ああ、自己満足域にだんだん入っていってるような気がする」


「でもジャック・ホワイトが作る自己満足っていうのをみんな聴きたいところもあるんじゃないの。その世界観っていうかさ」

「さあ、そういうのはどうか知らないけど」


「ディープなロックで聴かせるんじゃないの?」

「ふうん」



ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「じゃあ、Rがいま言った、その、やばいところに入っていってるっていうのをもうちょっと具体的に教えてもらえないかな。音の感じとかさ、ふまえて」

「なかなか普通の人が噛み砕きにくいところに入っていってるっていうようなこと。身体に通しづらいというか」


「ふーん」

「でもこれこそが、あの、真の音楽なんだっていう、なんていうのかな…、あのー、ちょっと傲慢さが出てきているんじゃないかと」


「はー」


ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「2ndにおいて、このバンドならではの特色みたいなものはありますか。」

「うん。それはさっき言ったことは紙一重なところがあって、噛みにくいぶん音が厚いっていうこともたしかにあって、そういうところが、ま、うならせる部分でもあると思います」


「なるほど」


ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「最近、Rも僕もキルズが大好きなんで聴きますが」

「え、ガリバーも!」


「いけないかな!」

「いや、そんなことちっとも聞いたことなかったから」


「いや巷ではそういうことになってる。」

「へええ〜〜」


「キルズのボーカルのひとはどんな感じですか、このアルバムで。どんな貢献をこのバンドにもたらしてるんですかね?」

「貢献? そんな昭和初期みたいな質問をされてもね…。一緒に流れてついていってると思うけど」


「はあ。じゃあ、ジャック・ホワイトさんは」

「あ、あの、ジャック・ホワイトさんは、あのー、あまりにも自信満々にやるんで、みんなも、なんか、こう、ちょっと誇らしい気持ちもあると思います。ええ。なんかオレら特別なことしてんだっていう」


「一緒に、」

「はい。なんかロックをさらに進化、新しいところまで切り裂いているんじゃないかっていうような」


「へえ。そういう気持ちで働けるんだったらいいじゃないですかね」

「えええ」




ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「ジャック・ホワイトさんは今後、このデッド・ウェザーズの2nd」

「ウェザーズじゃなくて、ウェザー」


「……えー、彼は自分の音楽キャリアにおいて、このアルバムの位置っていうか、そういうのはどういうふうに捉えているのかね?」

「自分の音楽をやってきた中での?」


「やってきた中で。今後、そしてこれまでを含めて」

「あのー、一番先の、布を切り裂くハサミみたいな感じに感じていると思う」


「うーん。じゃあ、けっこう本気度高いですよね」

「うん。でもリスクをかけてもいいからやってるんだと思う」


「といいますと?」

「守りたいものはべつにあるんじゃないのかな」


「ホワイト・ストライプスとか?」

「うん。それがあるから出来るんじゃないのかな」



ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


「はあん。なんでこのひとはソロっていう形でやらないのかな。これだってドラムでしょ、このバンドでやってるのって」

「へえー、そうなの」


「まあ、曲作りのメインではやってるけども。もちろん」

「材料があって料理するのが楽しいというような感じじゃない?」


「ちょっと意味深だけど。まあ、わかるといえばわかりますよね。なるほど。うん」

「自分がやりたいことをやっている純真さとか本物志向的に見せつつ、わかるひとがわかればいいという感じが漂うアルバムだと思いますね。で、イコールわからないひとはバカだと。そのような傲慢さがちらりと漂うアルバム、という感じだね」


「でも、最近、ひよったアルバムというか、音楽のバンドの姿勢って、あんまりそういう傲慢さとか、感じることがないんで、逆に、なんかさ、すがすがしんじゃないかと思うよ。少なからずとも、ロックなんて傲慢じゃなきゃいけないと思いますよ」

「うん。そうだね」


「コミュケーションの大切さすら、わかっていればね」

「はい」


「はい、じゃ、OK!」






ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)ー(長音記号2)


Rはジャックホワイトの音楽が
じつは大好きである。
本人は自覚していないのかもしれないが。

なぜなら、ジャックホワイトがかかわった音楽が
チラリとでもどこかでかかると、
「これ、誰?!」
と、一瞬にして反応するのだ。

音が鳴ってから5秒くらいの俊敏さで。



ジャックホワイトは、
過去のロックのグルーヴだけを抽出して、
現代に再演しているので古くさくない。

たまに、
過去にすでに存在するロックの形だけを
真似ているバンドがある。
中心のグルーヴは置き去りにして
形だけを模倣しているのだ。
それは聴いていて死ぬほど退屈な音楽である。


ポール・マッカートニーのように
グルーヴという細胞で人間が出来ているひとは
アンチエイジングだ。

グルーヴというのは古びないのかもしれない。
ただつかまえるのが難しいのだろう。


Rはジャックホワイトの音の
どんなところに反応をしているのだろうか?
今度聞いてみようと思う。


lemonedさんリクエストありがとうございました。
占いはかなり前に行っていたのですが、
アップするのが遅くなってしまいました。
せっかくリクエストして頂いたのにすいません…。
次回はケミカルブラザーズやります!

押していただければ非常に励みになります。よろしければお願い致します!banner_02.gif


【関連する記事】
posted by ガリバー at 03:59| Comment(1) | TrackBack(0) | はじめに。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バカで〜す(笑)。ジャックにそう思われるのでしょうか・・・

ホントに1st、2nd聴いてないんでしょうか?何から何まで「その通り!」と頷いてしまいます!
今回のアルバムは "ジャックと仲間達" のようなアルバムでした。彼はインタビューで、「ブルース色は1stの方が濃い」と言っていましたが、2ndの方が強いと思います。なので、自分には理解できないのかな?と(笑)。

帰れる所があるから、安心して好きな事が出来るんですね!納得してしまいました。

>過去のロックのグルーヴだけを抽出して、
現代に再演しているので

おお、そういう事なんですね!CDはカッコいいかどうかだけで聴くので、専門的な事は全く言えないのがもどかしいのですが、ジャックは「職人」だと思っております。

ケミカル、まだ2,3回しか聴いていないので、アップの時まで聞き込んでおきますね。ポチしておきました。
Posted by lemoned at 2010年06月20日 22:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/153508484
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。