2009年09月17日

朝の音楽

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)  Crooked Rain, Crooked Rain

僕のi podにはグレングールドとペイヴメントがはいっている。
シャッフルされて交互に流れるのだが、
まったく違和感がない。
通勤途中の街並がグールドのピアノで
映画のワンシーンのように見える。
大きな出来事が起きる予兆を感じさせる風景場面、
もしくはすべてが終わった後のラストシーンという感じだ。
グールドのピアノは神の俯瞰だなと思う。

その後グシャグシャのペイヴメントが流れはじめると、
思いきり両手をあげたくなる。
自分はまだ生まれたばかりの子供だ。
のしのし未知の時間に向かって歩いて行く感じ。
なんでもOKという気分になる。

天才的なピアニストによって奏でられるバッハと、
90年代を代表するローファイサウンドの流れによって、
自分は人生という映画の中で何度も死んで、
何度も誕生していることに気づかされた。
すべてが許されている。
とってつけたようなテーマも、
絵に描いたようなメロドラマもいらない。
自分の存在は世界の一部であり、
そのことを実感したときに僕は感動する。

i podで気分が良くなったからって
意味のある1日に出来るかは自分しだいだ。
だけど自分がポジティヴなオーラに包まれるのを感じる。
これは一種の音楽療法なのだろうか。

i podをしていないときも音楽的な体験があった。
ある朝、
とても前向きな表情で空を眺めている女性がいたから、
なんだろうと僕も空をみあげたらぬけるような青い空だった。
僕が空を見あげたことで、
すれ違いの男性もつられて空を見る。
女性につられて僕や男性が空を見るから、
通勤途中のひとたちが“なんだなんだ”と空をみあげた。
そこにはただの青い空しかない。
誰もが納得したというすがすがしい表情をしていた。
これは最初に空をみあげた女性が発した音を、
みんなが1曲につなげていったという感じがしたのだが、
どうだろう。

僕と君とのメロディをかなでてみてぃ〜ひらめきbanner_02.gif
posted by ガリバー at 18:36| Comment(2) | TrackBack(0) | ガリバーのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ガリバーさん、Rさん、こんにちは♪
いつも興味津々でJK占い読ませて頂いています。

グレングールドとペイヴメント、どちらも知らないのですが、エントリを読んで、すごく聴いてみたくなりました。
映画のワンシーンのような、誕生と死を私も体験してみたいです。

空を見上げている女性と、つられて空を見上げた皆のエピソードも、とてもステキですね☆
最近の自分は毎日、チビの奏でる音に振り回されているので、もし音楽的な事があったとしても、それを感じる余裕がないかも……^^;
Posted by bakabros at 2009年09月18日 22:29
bakabrosさん、こんにちは!
こんな不定期なブログを読んでくださっているなんて、
どうもありがとうございます!

グレングールドとペイヴメントじゃなくても、
ipodのシャッフルっておもしろいですよね。
落語のあとにアメリカンポップスとかかかると
落語が前説みたいに聞こえたりとか。
チビさんの奏でる音もおもしろそうです★


Posted by ガリバー&R at 2009年09月20日 16:21
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