
僕のi podにはグレングールドとペイヴメントがはいっている。
シャッフルされて交互に流れるのだが、
まったく違和感がない。
通勤途中の街並がグールドのピアノで
映画のワンシーンのように見える。
大きな出来事が起きる予兆を感じさせる風景場面、
もしくはすべてが終わった後のラストシーンという感じだ。
グールドのピアノは神の俯瞰だなと思う。
その後グシャグシャのペイヴメントが流れはじめると、
思いきり両手をあげたくなる。
自分はまだ生まれたばかりの子供だ。
のしのし未知の時間に向かって歩いて行く感じ。
なんでもOKという気分になる。
天才的なピアニストによって奏でられるバッハと、
90年代を代表するローファイサウンドの流れによって、
自分は人生という映画の中で何度も死んで、
何度も誕生していることに気づかされた。
すべてが許されている。
とってつけたようなテーマも、
絵に描いたようなメロドラマもいらない。
自分の存在は世界の一部であり、
そのことを実感したときに僕は感動する。
i podで気分が良くなったからって
意味のある1日に出来るかは自分しだいだ。
だけど自分がポジティヴなオーラに包まれるのを感じる。
これは一種の音楽療法なのだろうか。
i podをしていないときも音楽的な体験があった。
ある朝、
とても前向きな表情で空を眺めている女性がいたから、
なんだろうと僕も空をみあげたらぬけるような青い空だった。
僕が空を見あげたことで、
すれ違いの男性もつられて空を見る。
女性につられて僕や男性が空を見るから、
通勤途中のひとたちが“なんだなんだ”と空をみあげた。
そこにはただの青い空しかない。
誰もが納得したというすがすがしい表情をしていた。
これは最初に空をみあげた女性が発した音を、
みんなが1曲につなげていったという感じがしたのだが、
どうだろう。
僕と君とのメロディをかなでてみてぃ〜
【ガリバーのひとりごとの最新記事】



いつも興味津々でJK占い読ませて頂いています。
グレングールドとペイヴメント、どちらも知らないのですが、エントリを読んで、すごく聴いてみたくなりました。
映画のワンシーンのような、誕生と死を私も体験してみたいです。
空を見上げている女性と、つられて空を見上げた皆のエピソードも、とてもステキですね☆
最近の自分は毎日、チビの奏でる音に振り回されているので、もし音楽的な事があったとしても、それを感じる余裕がないかも……^^;
こんな不定期なブログを読んでくださっているなんて、
どうもありがとうございます!
グレングールドとペイヴメントじゃなくても、
ipodのシャッフルっておもしろいですよね。
落語のあとにアメリカンポップスとかかかると
落語が前説みたいに聞こえたりとか。
チビさんの奏でる音もおもしろそうです★