「音JK占〜い!
「いいアルバムだと思うよ」
「いいんだ?」
「うん。絶妙!!」
「絶妙なんだ? どんなふうに絶妙なの?」
「あの〜これはすごく飾り気のないアルバムみたいなんだけど、それっていうのは〜、素顔のようでいて実は3時間かけて化粧して素顔に見せる素肌つくっているような、完璧に洗練させた飾り気のなさなわけ」
「それってかなりテクニックいるよね」
「うん」
「かなり化粧がうまいってことじゃない? でも、それは本人がやっているとは限らないよね? メイクアップ・アーティストかもしれないしさ。このアルバムに関してはどうなんだろう? なんかそういう…」
「うん。周りの力もある程度感じるような」
「へ〜、そう?」
「うん」
「このバンドの印象としてはあまりそういうの(周囲の手助けが大きいということ)はなさそうなんだけど」
「へー」
「でもJKからは出ているんだ?」
「うん。もちろん本人たちの力が基本的にあるけど。それ以外にもプロデユーサーとか…わかんないけど、他の人の力もあったからこそハイセンスなアルバムにイメージどおり仕上がったと思うよ」
「あ、そう」
「このJKのアートディレクションやっているひとも素晴らしいしね」
「素晴らしい? このJKの?」
「うん。普通だったらこの写真をJKにしようと思わないと思うよ」
「そうだね」
「でもさ、この1本1本の線がすごく際立ったこの写真はさ、すごくレイザーライトってバンドにピッタリだよね」
「はあ〜」
「このアルバムにはコンセプトや、意図みたいなものってなにかある 」
「やっぱり光っていうのはすごく感じるね」
「光かあ」
「光っていっても希望の光みたいなのじゃないよ」
「あ、そうなの。希望の光かと思った」
「細〜〜い光なの」
「細い光?」
「そう」
「ほそいひかり…」
「細くて速くて確かですっごい鋭い光なの。だからまさにレイザーライトなの」
「なんかうまいこというなあ! アハハハ」
「あ、ガリバー感動しているね」
「やめろよぅ〜。
「うん。でも今話した感じだと、すごい突っ走ったみたいなアルバムを想像したと思うんだけど」
「うん」
「でも、そういうのともまたちょっと違うんだよね」
「ちがうんだ?」
「それをまろやかにくるんでるっていうか…」
「まろやかにくるんでる?」
「うん。ちょっと落ちつかせてるっていうか」
「ふんふん、よさそうだね!」
「バンド・メンバーの心境はどうだったんだろう? アルバム作ってる間に何か変化があったりしたの?」
「この中で小さい時から仲良しなひとたちっている?」
「どうなんだろうねえ〜。新しくドラマーがはいったらしいんだけど、残りの3人は古くからの知り合いだったのかなあ。あまりよく知らないんだけど」
「なんか、あのー、求めているものとかがすごく似通っているひとたちがいて、だからそれは言葉にしなくてもそのひとたちの中ではわかりあってて、それを音楽でどういうふうに出していくのかっていうのがすごくわかりあっているひとたちがいる」
「このバンドの中に?」
「、のような気がする」
「メンバー全員がそうだっていうのではないの?」
「全員がそうってわけじゃない。で、それがこのレイザーライトの原点みたいなものになっているんじゃないかな〜と思うけどちがうかもね」
「あー。なるほどな」
「このひとたちは今、多くのファンが自分たちの音楽を聴いてくれている自覚はあると思うんだ。1stはミリオンセラーだし」
「うん」
「このアルバムにおいて、レイザーライトは音楽をやることでリスナーたちに伝えたいものってあったのかな?」
「ない」
「ないの? そういうのじゃないんだ?」
「うん。もっと自分をクリーニングするみたいな感じ」
「自己クリーニング的なものなんだ?」
「うん」
「へ〜」
「それが伝えたいことっていえば、伝えたいことなのかもしれないけど、それよりはもっと自己クリーニング的なもの」
「なるほどね〜」
「このひとたちはきれいになりたいの、そのために音楽をやってるんだと思うよ」
「…あああ
つい感動してしまった。
Rの占いなんかに…。
他人に何か伝えるために
やってる創作よりも
自分をどうにかしたいための
創作のほうが真実だと思う。
というよりも、創作というのは
そのためにあるんだと思う。
自己クリーニングしたいひとはこれを押してみてぃ〜〜!










